2016.05.12
こんにちは。ノービスの斎藤です。
新学期が始まりました。この時期は、生活環境の変化が多く、毎日忙しい時期だと思います。
さて、今回は自転車保険についてです。
「子どもが4月から新しい学校に通い始めた」なんて方も多いこの時期。
自転車通学を希望すると、学校から「自転車保険」の加入を義務付けられるはずです。
学校で一括で補償される場合ならともかく、個々に加入をし証明書を学校に提出しなければならない場合、皆さまはどのように保険を検討しますか?
「自転車保険では、どんな補償をしてもらいたいですか?」
自転車保険をご検討されているお客様に、私はいつも決まった質問を致します。
すると、
「自転車で人をはねて相手をケガをさせてしまった時の補償」
とお答えになられる方がほとんどです。
自転車で他人をはねて大けがを負わせてしまったり、最悪の場合亡くなってしまう事故がニュースで頻繁に取り上げられています。ですから、ご家族が加害者となってしまった時の心配をされるのは当然です。
もしもの時のために保険でしっかり補償してもらう。この考えはいいと思いますが、注意して頂きたいのはわざわざ自転車保険に加入しなくても自転車で他人にケガを負わせてしまった際の補償は受けられるという事です。
自動車保険・火災保険・傷害保険など、様々な損害保険に特約(オプション)として付ける事が出来る個人賠償責任特約があれば、自転車で他人をはね、ケガを負わせてしまった賠償責任を保険会社が肩代わりしてくれます。
原則、ご家族のどなたかお1人が個人賠償責任保険に加入していれば、家族丸ごと補償してくれます。
保険料は年間1,000円~2,500円ほど。補償額は1億円ほどの補償を受ける事が出来ます。
ほとんどのお宅でこの特約を何かの保険に付けているにも関わらず、自転車保険を検討されているようです。
それでは、月々500円ほどかかる自転車保険とは一体何でしょうか?
自転車保険とは「傷害保険(ケガの保険)+個人賠償責任特約」の保険で、個人賠償責任特約の他に、運転者自らがケガをしてしまった際の、ケガの補償が付いている保険です。その為、月々500円もの保険料がかかるのです。
ただ、更に注意して頂きたいことが。
せっかくケガの補償が付いているにも関わらず、補償されるのは
といった項目のみで「通院」の補償が付いていないことがほとんど。
自転車保険とは、保険会社が一見分かりやすそうな名称を付けて売りたいだけ。しかも通院が付いていないので、保険会社にはほとんど支払いが生じないように作られているような気がしてなりません。
もちろん、私は絶対に自転車保険には加入しません。
賠償の補償だけでなく、運転者のケガの補償も欲しい! その時は、運転する方名義の傷害保険に入れば大丈夫です。
自転車保険とは異なり通院でもしっかり補償出来るプランの設計が可能で、保険料もさほど変わりません。
必要な補償をしっかりと吟味し、無駄な補償はちゃんと除く。自転車の保険と言えども、保険を選ぶ際には是非お知り合いのプロの保険代理店さんにお問い合わせ下さい。
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