取締役
斎藤啓之
取締役 斎藤啓之
保険業界に身を置いて3年目、東日本大震災が起きました。
私はこの時、初めて地震保険金の請求を経験しました。
弊社のお客様の大多数は東京23区内にお住まいです。大きな揺れを体験はしたものの、ほとんどのお客様のお宅では大きな損害が生じる程ではありませんでした。
地震の直後にご連絡を頂いたお客様は8名。その8名のお客様が地震保険金の請求をしてみると、全てのお宅で保険金をお受取り頂けました。
お支払い出来ないお宅もあるのでは?と考えていた私にとって、驚くような結果でした。
それからは、1件1件こちらからお客様にご連絡をし、本当にご自宅が損害を受けていないのか、鑑定士による損害調査をお勧めすることにしました。プロの目線で問題がなければ安心に繋がりますし、問題点が発覚すれば次の災害までに直すことが出来ます。
地震の損害調査を行った結果、90%を超えるお宅で保険金が支払われ、弊社代理店だけで総額1億3000万円を超える地震保険金を届ける事ができました。
お客様は、まさか自分が保険金を受け取れるとは思っていなかったので、実際にお支払いできた時には感謝の言葉を沢山下さいました。「保険」という商品をよりよく理解し、お客様に伝える。まさに、業界に入った当初に感じた想いを活動に移した事で、多くのお客様に喜んで頂けたことが保険代理業の意義を感じる機会になりました。
地震保険金のお支払いが出来たことで喜んで頂けるので、毎回、「良かったですね」と声をかけておりましたが、ある時、ふとこう感じました。
「もし、東京にもっと大きな地震が来たら、地震保険金がお支払い出来て良かったですね、なんて言っていられるのか?」と。
今回の地震は、東京では最大震度5強。震源地近くの他県と比べると甚大な被害をもたらした地震とは言えません。
「お客様が無事で、それで保険金が支払われたので良かった良かったで済んだのであって、もし、ご家族の誰かが亡くなるような事があれば、保険金を貰っても良かった良かったとはならないではないか?」と。
そもそも、地震保険の目的は、地震で被災した方の生活の立て直しの支援金のお支払いです。「保険金を受け取る皆様が無事で震災を乗り越えて頂かなければ、この保険に加入しても意味が無いのではないか?」そう考えるようになりました。
それなら、1人でも多くのお客様のご家族が無事に震災を乗り越え、生活を立て直す時に保険金を役立たせてもらえるような活動をしよう。そう決意しました。2012年に防災士の免許を取得し、正しい防災をお客様に伝え、保険だけでは賄えない、防災士として学んだ生き延びる術をお客様に届けることにしました。
いつ来るか分からない震災に備えるのは、難しいものです。懸命に準備をしても、効果が期待出来ない方法では勿体ないです。ですから、これからも正しい知識を学び続け、どんなに大きい震災が来ても、ご家族のみんなで、もう一度スタート出来る為の方法を伝え続けて参ります。
ご家族みんなの未来を守る為に、ご家族みんなで震災の事、生き延びる方法を考えて頂ける機会を提供し続けていきます。
有限会社ノービス 取締役 斎藤啓之
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2022年(令和4年)の夏季休業のお知らせ
2021.04.28
お客様本位の業務運営方針
2020.02.06
【事業所や店舗に地震保険をかけたい事業主の皆様へ】費用対効果の高い地震の備え方について
2019.10.17
【弊社を語る詐欺業者にご注意下さい】
2018.07.26
【不動産オーナーの疑問】賃借人が保険に入るのに、オーナーも保険に入る必要があるのはの何故か??其の3|不動産オーナーの保険について
〒152-0003
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TEL 03-3714-3861
損保普及センター(有限会社ノービス)
SJNK16-80012(2014.4.28)
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