2026.03.13
こんにちは。防災士の斎藤です。
2026年3月11日で、東日本大震災から15年。国も「防災庁」の設置に向けて動き出すなど、社会全体で防災のあり方が見直されています。
そんな中、地震を感知して自動で電気を止める「感震ブレーカー」についての記事などを目にすることも多いと思います。感震ブレーカーは通電火災を防ぐための優れた装置ですが、実は「これさえあれば安心」というわけではありません。
今日は、防災士として、あえてその「弱点」と「本当の対策」をお伝えします。

夜間に大きな地震が発生し、感震ブレーカーが作動したと想像してみてください。 一瞬で家の中は完全な暗闇になります。
足元の危険: 割れた食器や倒れた家具が見えず、怪我をするリスク。
暗闇の恐怖: 暗闇は人の不安を増幅させ、冷静な判断を鈍らせます。
だからこそ、感震ブレーカーを導入するなら、「停電時に自動で点灯する停電灯(足元灯)」とのセット設置が鉄則です。コンセントに挿しておくだけで、停電を検知してパッと明かりを灯してくれるツールです。
「火事を防ぐ」ことと「安全に逃げる通路を確保する」こと。この両輪が揃って初めて、夜間の防災は完成します。
とはいえ、そもそも「感震ブレーカーを購入する」というのは文字で書くほど簡単ではありません。
防災の基本は、やはり「避難する時に、自分の手でブレーカーを落とすこと」。これが確実にできれば、高価な装置は必要ありません。
しかし、災害直後にそれを思い出すのはまた至難の業。そこで私がおすすめしているのは、以下のような「忘れない工夫」です。
停電灯をブレーカーの近くにも設置:ブレーカーの近くで停電灯が点くことで、ブレーカーに目が行く仕組みを作る。
避難リュックの置き場所:ブレーカーの近くに置くことで、手に取るついでにレバーを下ろす動線を作る。
一番簡単や備え方は、玄関などに「避難の前にブレーカーを落とす」というステッカーを貼ることなどですが、「玄関にステッカーを貼るのは抵抗がある…」という方も多いはず。防災だって『スマートさ』と『安心』を両立できてこそ継続できると思います。
灯りや避難リュックの置き場所などの工夫で、自然とブレーカーに気が向く仕組みを作ることが重要だと思います。
装置はあくまで、私たちが万が一忘れてしまった時の「最後のセーフティネット」です。まずは「自分の手で守る」という意識をどう習慣化するか。これこそが、防災の本当の第一歩だと私は考えています。
15年前の教訓は、「装置を揃えること」ではなく「状況を想像し、動ける自分を作ること」だと教えてくれました。
私たちノービスでは、感震ブレーカーの選び方から、避難動線の作り方まで、防災士の視点で具体的にアドバイスしています。 「うちは何を揃えればいいの?」という素朴な疑問、大歓迎です。保険の相談ついでに、ぜひあなたの家の「防災の落とし穴」を一緒に見つけてみませんか?

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